社会を
「行動から」変えよう
行動変容を促す
社会課題解決アプローチ
企画からはじめていませんか？
「もっと多くの人に知ってもらいたい」
わたしたちも同じ思いで活動してきました。
でも、社会に向けてアクションできる人を増やすには
知ってもらうだけでは不十分で、一人ひとりに寄り添った
行動を促すための“少しのくふう”が大切です。
従来の普及啓発活動
⇒ 「企画から」はじまる
企画の前後が設計された効果的な活動
⇒ 「企画の前後」を考える
「何をするか」から考える
知ってもらうためにビラを配ろう！
集客のためにマスコットを呼ぼう！
「なぜするのか」から考える
企画の目的・対象は？
企画実施後の効果は？
普及啓発活動を行う上でよくみられるのは
活動を認知してもらいたい思いが先走り、
とりあえず「企画から」取り組んでしまうことが挙げられます。
せっかくアクション したのに、
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企画の目標が不明確
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内容がアイデアベース
-
活動の評価が困難
⬇︎
届けたい人に届いているのか、
どれくらい効果があったのかがわからない...
「企画から」はじめる
企画の前後が設計されていると、
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誰に、何を届け、どんな行動を促したいのか？
-
そのために効果的な企画とは何か？
-
その企画の効果はどれくらいあったのか？
が明確になる。
⬇︎
誰に、何を、何のために届け
どれくらいの人が行動してくれたのか
企画の効果を数値で図れ、
次のアクションにつなげることができる！
「企画の前後」を考える
上記のように企画の前後を考えることで、活動を通して何を目指しているのか
どれくらい達成できたのかを把握することができます。
効果的な企画のための
具体的手口
では具体的に企画に必要な要素を、どのように設定するとよいのでしょうか。
上述した効果的な企画の流れにあわせて、
それぞれどんなことを考える必要があるかを記しています。
効果的な企画をうみだす「５つの要素」と「具体的手口」
STEP１ 行動目標の設定
促したい行動を明確に決めるために、社会課題の解決につながる「最終的な行動」を設定します。
たとえば、わたしたちが取り組んでいる「意思表示率の向上」であれば「意思表示カードへの記入」
が最終的な行動を設定します。
次に「意思表示カードへの記入」を促すために、どんな段階を踏んで行動するのかを
「行動変容ステージ」に当てはめて考えていきます。
以下のフレームワークをもちいて、最終的な行動から逆算するようにして、
それぞれのステージにいる人たちは「どんな状態か」を想像しながら考えてみましょう。
STEP２ 対象者の設定
効果的な施策を行うには、同じ内容の発信を全体に向けて行うのではなく、
個人の属性（年代など）や行動変容ステージに合わせたコミュニケーションが欠かせません。
そのため、企画を通じてアプローチする人は「どんな人？」「どんなことに興味・関心があるか？」を
想定することで、STEP３の企画内容を考案する際のヒントにすることができます。
STEP３ リサーチ／企画
企画を考えるときのポイントは「2つ」あります。
① 企画への参加を促す（企画に参加するメリット）
② 対象者の行動を促す（行動変容に必要な知識や体験）
①と②の要素を掛け合わせることで、参加と行動を促す企画の考案をしやすくしてくれます。
また企画に参加するメリットを考える上で、対象者の「属性（年代、興味・関心など）を企画前に調べておくことで、興味関心をフックにした参加してもらいやすい企画の内容を考えることができます。
STEP４ 企画の実施
企画を実施する際は、当日の参加者の反応などに注意を向けることで
「どんな話やメッセージへの反応が良いか」や「行動する上で何か壁になっていることはないか」など、
次回以降のアクションにつながる情報を得ることができます。
STEP５ 効果測定
実施した企画の効果を測り、企画の対象者の行動変容をどれくらい促すことができたのかを把握し、効果的な手法を見つけ出していきます。
通常は、企画の前後でアンケートを実施し、企画参加前のステージと企画参加後のステージを方法をもちいて効果を測定します。
企画時の効果測定は、参加者の回答の手間が多かったり、ボリュームが多すぎるものはすべての項目を回答していただけないこともあるため、「回答しやすさ」への工夫が必要です。
たとえば、わたしたちはアンケート以外に、以下のようなツールを作成し効果測定を行っています。
ビンゴのように穴を開ける形や行動変容ステージを色分けし、企画の前後の効果を図るツールの活用
このようにして企画の前後を考え効果的な施策を打ち出せると
「知ってもらう」を超えた「行動を促す」ための企画を実行することができますので、
ぜひ企画の際にご活用ください！